2015-01-01から1年間の記事一覧

『豊前国苅田歴史物語』の装丁

装丁担当させて頂いた『豊前国苅田歴史物語』が仕上がりました。カバー表は記録写真6点をコラージュ。福岡県苅田町、初めての郷土史。 2016年1月7日発行 著者:小野剛史(おの・たけし) 発行:花乱社 http://karansha.com/kandarekisimonogatari.html 装丁…

『クジラの文化、竜の文明―日中比較文化論』装丁

装丁担当させて頂いた『クジラの文化、竜の文明―日中比較文化論』が仕上がりました。カバー下部にシルバー帯を巻くと、中部が黄琉璃色の横帯になるようデザイン設計しました。※黄琉璃カラーイメージは、宮殿(紫禁城)に輝く黄金の瑠璃瓦の色。黄河、大地な…

古代史の総合雑誌『季刊 邪馬台国』表紙デザイン

1979年より発刊の古代史の総合雑誌『季刊 邪馬台国』。今回表紙デザインのリニューアルを designPOOLで担当しました。表紙デザインが変わったのは1986年の第28号以来…とのことなので、今回(第127号)約30年ぶりのリニューアルだそうです。このような長寿雑…

『観世音寺の歴史と文化財』の装丁

装丁担当させて頂いた『観世音寺の歴史と文化財ー府大寺から観音信仰の寺へ』が仕上がりました。カバーの「兜跋毘沙門天立像」は、甲冑で身を固め、左手に宝塔、右手に武器をもち、地天女の両手に支えられて立っていらっしゃいます。素晴らしい毘沙門天立像…

『筑豊弁で語る ちくほうの民話』装丁

装丁担当させて頂いた『筑豊弁で語る ちくほうの民話』。愛嬌のある装画・挿絵は、イラストレーター中野完二さんに依頼。(30年程前、勤務していたデザイン会社の先輩)筑豊弁ガイド・脚注もあり、方言と絵を楽しめる本に仕上がりました。2015年10月25日発行…

『野村望東尼 ひとすじの道をまもらば』装丁

2011年に装丁させて頂いた『野村望東尼 ひとすじの道をまもらば』〈日本図書館協会選定図書〉第2刷が仕上がりました。増刷はデザイナーにとっては励みで有り、喜びです^^装丁:design POOL 2015年10月15日発行 著者:谷川佳枝子 発行:合同会社 花乱社 htt…

写生句集『貨車捌く』装丁

装丁担当させて頂いた写生句集『貨車捌く』が仕上がりました。セピアの雲模様カバーに題字を配置。著者名は金箔押し。帯はグミの様な華やかな色にしました。 2015年9月12日発行 著者:中山十防 発行:合同会社 花乱社 http://karansha.com/

『一塊のパン―ある学徒兵の回想(上・下巻)』装丁

designPOOLで装丁の仕事を始めてちょうど50作目の本『一塊のパン―ある学徒兵の回想(上・下巻)』が仕上がりました。今回は装画に中島真由美さんの作品を使わせて頂きました。この本は戦争中に青春期をおくった上尾龍介さんの回想録です。上尾さんは北京で学…

『多角的視点から見た日中戦争』の装丁

装丁を担当した『多角的視点から見た日中戦争』が仕上がりました。(以下袖文より)2015年は戦後70周年であり、日中間では、日中戦争をめぐる歴史問題が争点となりつつある。現在、日本での「嫌中論」の高まりの中で、日中戦争の実相についての関心は薄れ、…

『瀬戸焼磁祖・加藤民吉、天草を往く』装丁

装丁を担当した『瀬戸焼磁祖・加藤民吉、天草を往く』が仕上がりました。著者は示車右甫(じしゃゆうほ)さん。瀬戸焼の磁祖と呼ばれる加藤民吉を描いた歴史小説です。文化元年(1804)、磁器作りの技術修得の命を受けた瀬戸の陶工民吉は、ひとり九州へ渡る…

『なっちゃんの大冒険』装丁

装丁を担当した『なっちゃんの大冒険〜ピアニスト久保山菜摘の平和活動』が仕上がりました!小学6年から毎年チャリティー・コンサートを開催,2014年5月には寄付された鍵盤ハーモニカ25台を持ってペルー高地の小学校へ。 国際交流と平和を求め願う多彩な活…

俳句集の装丁

装丁担当させて頂いた句集『手』と季題別句集『行路』が仕上がりました。『手』はカバー・表紙とも題字を際立たせるデザイン設計し、和紙の風合いと布の質感を持った「ぬの紙」を使用しました。『行路』はカバーに五色(青春・朱夏・黄 〈土用〉・白秋・玄…

俳誌『六分儀』の表紙デザイン

俳句雑誌の表紙デザイン〜句集の装丁を2冊と、最近俳句関連の仕事が続きました。写真は昨日仕上がったばかりの俳誌『六分儀』。水彩画家=春崎幹太さんの絵を使わせて頂きました。金鱗湖の朝霧風景を描いた作品。幻想的で淡い色彩がとても素敵です。(題字=…